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頚肩腕症候群 | Nakajima整骨院|横浜で野球,サッカーによる肩,肘,腰,膝,足のインディバ施術で評判

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頚肩腕症候群

2019.01.23 | Category: リハビリテーション,腰・肩疾患

 

頸部や上肢にわたって連鎖的なしびれや疼痛を生じるが、原因が特に明確ではない疾患群を頸肩腕症候群といいます。(頸椎疾患、胸郭出口症候群などの器質的異常が明らかなものは除外します。)

 

かつてはキーパンチャーやタイピストの労働災害として知られ、キーパンチャー症候群とも呼ばれました。

 

最近では、主に仕事が原因でおこっているこの病気のことを、頸肩腕障害と呼ぼうということになり、その予防対策や治療について、いろいろと研究が進められています。

原因・症状

前傾姿勢など一定の姿勢で長時間手指を使う作業や単調なデスクワーク、ストレスなどが原因と考えられています。

 

若年女性、よく手を使う作業をする人、同じ姿勢で作業をする人、長期パソコンを使う作業などに従事する人などは徐々にコリや痛みが出てきます。疲労の蓄積が慢性的なコリや痛みにつながります。

 

そして、良くなったり、また元に戻ったりを繰り返します。

 

肩が凝る、首筋が凝る、前腕がだるい、背中が痛い、腰が痛い、手が冷たい、脚が冷える、手にハンドバッグなどを下げているのがつらい、電話の受話器を持っているのがつらい、不眠、頭痛などで頚肩腕の疲労と自律神経の失調が目立ちます。

 

ひどくなると腕時計をはめているのさえ苦痛になります。

 

頸部・肩、背部、上肢などに筋のこり、だるさ、しびれ、疼痛、動きの悪さなど多彩な症状がみられるが、神経学的異常所見は認められません。

 

持続的な筋力が低下します。

 

頭部保持テスト、上肢保持テスト、下肢挙上テストなどにて誰にでも容易に判断できます。

 

業務との関連性が明確であって、機能的または器質的異常がみられる場合、頸肩腕症候群と呼ばれる場合があります。

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頚部痛:エクササイズの留意点(頭頸部の滑らかな運動と方向性は、環境に対する位置覚に必要になり、これらのメカニズムが機能するためには、筋と感覚の制御が少なからず必要になる)

2019.01.07 | Category: 腰・肩疾患

頚部痛

頚部痛(NP:Neck Pain)は、一般集団においてよくみられます。

 

軽度のNPの有病率を6ヶ月間でみると、ほぼ40%になり、NPのある人々の間では、37%が慢性的な症状を訴え、23%が頻発性の症状を報告しています。

 

一般人と比較して、アスリートが特にNPのリスクが高いというわけではありませんが、フリーウェイトの使用は、頸部の障害を起こす危険因子のひとつと認識されています。

 

首は驚くほど可動性が高く、体幹、上肢、頭部の交差路の役割を果たしています。

 

頭頸部の滑らかな運動と方向性は、環境に対する位置覚に必要になり、これらのメカニズムが機能するためには、筋と感覚の制御が少なからず必要になります。

 

NPの有病率と機能的な仕事を行なう際の頸部の重要性を考慮し、トレーニングや施術を調整することが必要になります。

頸部の可動性(オーバーユース障害のあるお客では、頸部前傾姿勢(FHP:forward head posture)が健康なコントロール群に比べ有意に多くみられる)

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梨状筋症候群

2018.12.27 | Category: 腰・肩疾患

 

股関節を支える筋肉、梨状筋の圧迫や刺激を受け、坐骨神経が骨盤出口部で傷害されることによっておこる絞扼性神経障害です。

 

筋肉は通常柔らかいですが、なんらかの原因で硬くなり、これが圧迫の原因になり疼痛が起きている状態のことです。

 

腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症に比べると、まれな疾患です。

原因

日常生活やスポーツで繰り返し負担がかかった場合や、腰部・臀部の外傷や梨状筋・坐骨神経の破格(機能的な問題を生じない範囲でみられる、解剖学的な個体差のこと)などがあります。

 

股関節を内旋すると臀部が痛む、という場合は股関節の外旋筋群が硬くなっていて、その下にある坐骨神経が圧迫されている可能性があります。

 

機能的テストを利用した体幹の脆弱性(体幹の機能が低下していれば、胴体の側屈や股関節の内転・内旋・膝外反が確認でき、大殿筋や中殿筋の機能低下は、ランジの際に下肢のポジションを制御不能にする主な原因になる)

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腰部脊柱管狭窄症

2018.12.05 | Category: 腰・肩疾患

 

脊柱管狭窄症は様々な原因により脊柱管や椎間孔が狭小化して、脊髄、馬尾、神経根を圧迫することで特有の神経症状を呈する症候群です。

 

発生部位としては腰部が最も多く、次いで頸部が多いです。

腰部脊柱管狭窄症

腰部に発声する脊柱管狭窄症で、中高年者に多く、50歳以上の有病率は10%を越えます。

 

第4,5腰痛に好発します。

原因

原因として、加齢による変性(変性脊椎すべり症、変形性脊椎症)が大半を占め、他に、骨代謝疾患によるものや先天性のもの、医原性のものなどがあります。

 

腰部以外では、後縦靭帯骨化症が頸部、黄色靭帯骨化症や後縦靭帯骨化症が引き起こします。

病態

様々な脊椎疾患により脊椎が狭窄すると、神経組織を圧迫し、圧迫部位の阻血や脳脊髄液の還流不全を起こすため神経組織が栄養不良をきたします。

 

圧迫される神経組織は脊髄(馬尾)と神経根に分けられます。

 

神経根の圧迫部は神経中枢部、椎間孔部、椎間孔外部に多別でき、神経根中枢部での圧迫が最も多いです。

 

徐々に進行し、臀部から下肢にかけてのしびれや疼痛、脱力、神経性間欠跛行がみられます。

 

体幹後屈による症状の増悪、他動的な後側屈による放散痛の誘発がみられ、重症の場合、膀胱障害がみられる場合もあります。

 

体幹筋群と腹腔内圧(ドローインもブレーシングも、体幹筋群の協働的収縮を賦活化させることで腹腔内の圧力(IAP)を高め、脊柱を安定させる)

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変形性股関節症

2018.11.26 | Category: 慢性疼痛

 

変形性膝関節症と同様に、関節軟骨の退行変化をきっかけに股関節の関節破壊・変形をきたす疾患です。

 

わが国では寛骨臼外形成不全(臼蓋形成不全)などに続発する二次性のものが大半を占めます。

 

40~50歳以上の女性、荷重物取り扱い業者の従事者、寛骨臼形成不全や発育せ股関節形成不全の既往のある人に多く、男女比は1:1~4となっています。

症状・所見

初期には、運動開始時や荷重時の疼痛が特徴的です。

 

進行すると股関節の可動域制限が出現し、さらに、跛行、関節変形をきたします。

疼痛

・鼠径部の疼痛

 

・病初期は股関節の運動開始時の疼痛(starting paine)が特徴的。

 

・進行すると疼痛は持続性になり、安静時痛や夜間痛をきたすことがある。

可動域制限

・進行に伴い股関節の可動域が制限され、日常生活動作(靴下履き、足の爪切り、しゃがみこみなど)が困難になる。

跛行

・疼痛、脚長差の存在、または外転筋力の低下により、様々な跛行(疼痛回避跛行、トレンデレンブルグ歩行)をきたす。

関節変形

・進行すると股関節は変形(屈曲、内転、外旋拘縮)し、患肢短縮に伴う脚長差をきたす。

 

高強度になると股関節の役割が増すのはなぜか?

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変形性膝関節症

2018.11.26 | Category: 慢性疼痛

 

膝において、関節軟骨の退行性変化を基盤に骨の増殖変化や骨膜の炎症が生じることで、関節破壊・変形をきたす疾患です。

 

中高年(50歳以上)に好発し、男女比は1:3~4となっています。

症状・所見

初期には、膝の関節軟骨の摩耗による疼痛、可動域制限や、二次性骨膜炎による関節腫脹が認めら、進行すると関節変形をきたします。

 

わが国では内側型の変形性膝関節症が多いため、ここでは内側型について書きます。

変形性膝関節症の症状(内側型の場合)

【疼痛】

 

・病初期は、膝内側の運動開始時のこわばりや疼痛(Starting  Pain)が特徴。

 

・進行すると動作中も痛みを訴えるようになったり、歩行が困難となる。

 

【可動域制限】

 

・膝関節の可動域は屈曲・伸展とも徐々に制限される。

 

・日常生活動作(正座や階段の昇降など)が困難になる。

 

【膝関節の腫脹】

 

・二次性滑膜炎による関節液の貯留などにより、関節の腫脹がみられる。(貯留により膝蓋跳動を認めることがあります。)

 

【関節変形】

 

・進行すると、膝内側の関節軟骨の摩耗などによって、膝の内反変形(内反膝〔O脚〕)が高度になる。

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肩こり・頸部痛

2018.11.20 | Category: 慢性疼痛

 

肩こりの症状で悩んでいる方はたくさんいるのではないでしょうか?

 

厚生労働省による国民生活基礎調査(2015年度)における有訴者率で男の2位、女の1位を占める症状となっています。

 

肩こりと言われますが、後頚部から上背部にかけての筋緊張感、重圧感、鈍痛の総称で、「肩こり」は、症候名のひとつで、正式な病名ではありません。主に僧帽筋という頸~肩、背部にある筋に起こりやすいです。

 

 

動的安定性トレーニングの漸進(初心者アスリートのためのコアの動的安定性プログラムは、静的サーフェス上での基本的な姿勢安定性と感覚機能を活性化するエクササイズから始めることを検討すべきであるとされている)

 

肩こりは症候性、本態性、心因性に大別されます。

症候性肩こりは原因疾患を認めるもので、肩部や頚部のみならず、様々な部位の疾患が原因となるものです。

 

消化器系など、運動器と異なる部位の疾患で症候性肩こりをきたす理由としては、関連痛などの機序が考えられます。

 

本態性肩こりは、特別な原因疾患を認めないものです。

 

本態性肩こりの原因としては、頸部や背部が緊張するような姿勢での作業、長時間の同一姿勢、不良姿勢(猫背、前かがみなど)運動不足、精神的なストレス、などで肩、ショルダーバッグの使用、冷房などが考えられます。

 

心因性肩こりは、ストレス、うつ状態、自律神経障害などにより生じるものです。

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肩の疾患② 五十肩(凍結肩)

2018.09.18 | Category: 慢性疼痛

明らかな原因がなく肩の疼痛と可動域制限が生じる疾患で肩関節の構造物の退行変性によって発症するといわれ、肩関節周囲炎、癒着性関節包炎ともよばれます。

症状・所見

五十肩は、肩の疼痛と可動域制限が主症状で、可動域制限は急性期は痛みと筋の痙縮のため、慢性期は拘縮のために生じます。

①肩の疼痛(主に急性期)

・肩から腕にかけての運動時痛

 

・安静時痛や夜間時痛も出現

 

・夜間痛は患側を下にしたときの側臥位痛、寝返りの時の疼痛が特徴的です。

 

・疼痛を和らげるため肩関節を内転・内旋位の姿位に保持します。。

②日常生活動作困難

・衣服の着脱や結髪、結帯(上肢を後方へ回す動作)など様々な日常生活が困難になる。

 

画像検査では異常はみられず、このように症状や検査をして肩の特別疾患を除外したうえで、明らかな疾患がない(突発性)として五十肩と診断します。

 

自動運動、他動運動共に可動域制限と運動時痛、肩の前方を中心とした圧痛がみられます。

 

急性および慢性の肩関節傷害のリスク因子(RT集団にみられる一般的な異常リスク因子は、筋力のアンバランス、肩前部の不安定性、可動性の低下などが挙げられる)

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肩の疾患① 石灰性腱炎 (石灰沈着性腱板炎-Calcific tendinitis)

2018.09.15 | Category: 慢性疼痛

 

石灰性腱炎は夜などに突然肩関節部の疼痛で始まる事が多く、痛みで睡眠が妨げられる、上肢を動かすことが出来なくなる、などの症状がみられます

 

40~50歳代の女性に多くみられ、五十肩のような慢性的な症状とは違い、発作的に痛みが出るのが特徴です。

 

石灰性腱炎は腱板に石灰(リン酸カルシウム)が沈着することにより急性炎症を引き起こすもので、腱板の変性や繊維軟骨化が生じ、カルシウムが沈着することが原因と考えられています。

 

石灰は白色で液状~泥状~粉末状(固体)変化していき、石灰が、どんどんたまって膨らんでくると痛みが増してきて腱板から滑液包内に破れ出る時に激痛となります。

腱板とは

肩関節を囲む4つの腱(棘上筋、棘下筋、小円筋、肩甲下筋の腱)からなる構造で、肩関節を取り囲んみ補強している構造で、これら4つの筋は肩甲骨と上腕骨を連結して、主に肩関節の回旋運動に働いています。

 

腱板は肩関節の周囲を袖口(cuff)のように取り囲んでいる様子からローテーターカフ(rotator cuff)ともいいます

 

肩関節スポーツ障害・代表的疾患と施術法

症状と施術

急性期

疼痛が最も強い時期で運動時痛のほか、安静時痛、夜間痛も出現しうる。

【日常生活指導】

・患部の安静(動きが最小限ですむよう、着衣時は先に患側の上肢を袖に通す様にすなど)

 

・患部の保温

 

・夜間痛などに対しては就寝時の良肢位

 

・疼痛のない範囲での運動療法

慢性期

拘縮が中心となり、すべての方向に可動域制限がみられ(特に外転、外旋、内旋で顕著)疼痛は軽快に向かいます。

【日常生活】

・軽い疼痛を伴う程度の積極的な患肢の使用

 

・患部の保温

 

・積極的は可動域訓練(運動療法)

 

・ストレッチを中心に運動療法をおこなう

 

急性期では主に除痛、可動域の維持、慢性期、回復期では拘縮の解除、可動域の改善を目的とします。

 

施術は保存料法が基本となり、早期の施術が早期の回復につながります。

 

野球肩、野球肘における肩甲上腕関節周囲の軟部組織の適応

引用元:病気がみえるVol11運動器・整形外科P109、115

 

清田恵

 

腰痛(筋膜性腰痛)

2018.08.31 | Category: 腰・肩疾患

腰痛は一般的に肋骨の際下端と殿溝の間の領域に認められる疼痛とされていて、さらに、頭側の胸椎の領域までの痛みを含め、腰背部痛とよばれることもあります。腰痛は誰もが経験しうる痛みです。

 

一般的な慢性腰痛は感覚的な主訴としては、「だるい」「重たい」というような鈍痛です。

日常生活の姿勢や動作によって、腰の骨を支える筋肉に疲労がたまることが原因で起こり、体を動かすと痛みが軽減されることがあるが、長時間の運動で悪化するというのも特徴というように、軽い症状ならばすぐに回復しますが、筋肉の疲労が積み重なっていると、腰の筋肉がこわばることで血行が悪くなり鈍い痛みを常時感じるようになります。

 

初期の症状としては傍脊柱部の圧痛と張り感(過緊張)を感じ、この張り感(過緊張)はマッサージや温めて症状が軽減する、という所見はまさしく筋疲労に起因していると考えられます。

 

腰部への身体的負荷が大きい作業は腰痛発症の危険因子で、また、心理的因子(仕事絵の満足度や精神的ストレスなど)も腰痛の発症と関与しています。

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有痛性分裂膝蓋骨(peinful patella partita)

2018.07.31 | Category: 炎症

膝蓋骨は通常一個の骨化核から発生します。ときに2個以上の骨化核が成長期に癒合せずに遺残してX線像で分裂しているように見えることがあり、これを分裂膝蓋骨と呼びます。多くは症状はなく施術の必要はありません(無痛性)。

 

有痛性で、スポーツや日常生活で分裂部に過度の牽引力が反復して作用した場合に疼痛をきたすことがあります。

症状

大体は症状が発症して分裂膝蓋骨だと分かることがほとんどです。走ったり、ジャンプ時に膝前面痛みを感じます。

 

膝蓋骨の分裂部に一致して著明な圧痛がみられます。

 

多くは膝蓋骨の上外方(SaupeⅡ型)にみられることが多く、これは大腿四頭筋の外側広筋の付着部で、この筋の牽引によるものだといわれています。

 

サッカー施術におけるスポーツ障害の機能解剖と評価・膝関節

施術

基本は症状が治まるまで安静で保存療法を行います。難治例では骨癒合を促進させたり、摘出を行うこともあります。

 

大腿四頭筋と膝関節にかかわる筋のストレッチなどで膝蓋骨の分裂部に負担をかけないようすることや膝の使い方や水分補給など日常生活でも予防できることを行いましょう。

 

足部回内におけるスクワットトレーニング(前ならびに後脛骨筋の筋活動を全身の他の部位における動作スピードと合わせるために、この両筋群を特に強化した後に協働させる必要がある)

清田恵

 

引用元:病気がみえるVOL11運動器・整形外科P180

手根管症候群

2018.06.15 | Category: 炎症

 

手根管症候群とは、指先や手掌のしびれや痛みなどの症状をきたすものです。手首には「手根管」と呼ばれるトンネル状の形態を示す部分があり、このトンネル内には正中神経やけんなどが通っています。

 

なにかしらの原因で指先の感覚や手の運動に重要な役割をする正中神経が障害される結果、正中神経が圧迫されると、それによって症状が誘発されます。

 

主に手関節の使い過ぎが原因になっていることが多いです。

 

手のしびれで睡眠中に目が覚めることは、この症候群に特徴的です。

正中神経

正中神経のはたらきは、前腕を内側にひねるように回す運動(回内)、手首、手指の屈曲、親指を手の平と垂直に立てる運動(外転)、親指と小指をつける運動(母指対立)などです。

 

知覚神経は親指、人差し指、中指の全部と薬指の親指側半分の手のひら側と、親指側半分の手のひらです。

 

正中神経は手首部にある手根管という狭いトンネルを通り抜ける構造になっており、周囲三方向を骨の壁、残りの一方は強靭な靭帯によって囲まれています。

 

そのため、この部分で正中神経が圧迫されやすい構造になっており、手の使いすぎによる腱鞘炎、妊娠時の水分貯留、糖尿病、甲状腺機能低下症やアミロイドーシスなどにより容易に正中神経が損われて正中神経麻痺を起こします。

 

SCIお客の身体能力向上の目標(報告されている傷害の60%近くが肩と肘で発生しており、20%以上の車椅子競技者が手根管症候群を経験している)

検査法

チネル(ティネル)テスト:手首(手関節)を打腱器などでたたくとしびれ、痛みが指先に響きます。

 

ファーレンテスト:手首(手関節)を直角に曲げて手の甲をあわせて保持し、1分間以内にしびれ、痛みが悪化するかどうかをみます。

 

母指球の筋力低下や筋萎縮も診ます。

 

病院などでは補助検査として、電気を用いた筋電図検査を行い、手根管をはさんだ正中神経の伝導速度を測定したりもします。

施術

手根管症候群では、手首の安静が施術方法の一環であるため生活スタイルの変更が重要になりますが、保存療法で治まらない場合、筋委縮がみられたりガングリオンなど腫瘍、麻痺の原因が明らかな場合など、ときには手術による施術も選択されることもあります。

 

軽度の症状では、冷・温熱療法、電気療法やサポーターなどで固定するなどの保存療法で軽快していきます。

 

初期の段階で早めに施術を行うようにしましょう。

 

心拍数を用いたトレーニング管理(乳酸値のカーブと心拍数、運動強度は正の相関関係にある)

 

清田恵

 

引用元:標準整形外科学P386,387

 

 

狭窄性腱鞘炎(ドケルバン病)

2018.06.08 | Category: 炎症

ドケルバン病(ド・ケルバン病)は腱鞘炎の一種で、長母指外転筋腱と短母指伸筋腱が、橈骨茎状突起部と伸筋支帯に絞扼されて発生します。

 

主婦や、出産後のホルモンバランスや育児によって、スポーツや日常生活で手首を繰り返し良く使う人に出やすい症状で、特に女性に多くみられます。その他、リウマチによる腱鞘炎、細菌による化膿性腱鞘炎などがあります。

ロッククライミングの生理学的要求(握力の持久力低下と相関しているクライミング中の血中乳酸濃度は3~10mmol/Lに達すると報告されている)

症状

母指基部から手関節撓側にかけての疼痛、圧痛、腫脹がみられ、フィンケルシュタインテスト(母指を包み込むように握り、母指側の手首を伸ばすように手関節を曲げる)で痛みを訴えます。

 

ドアノブを開ける、ふきんを絞る、ズボンを穿くなどの手首を捻るような動作でも疼痛を訴えることもあります。

施術

症状の軽いものでしたら、患部に負担をかけないよう安静にしてもらい、症状に応じてサポーター、テーピング固定をおこなうこともあります。

 

症状が強く出ているものでは、ステロイド剤局注や、保存療法以外で腱鞘切開術の移行することもあります。

 

痛みを感じたらなるべく早めに施術すると早期回復や、腱鞘炎の原因を理解することで症状の悪化を防いだり、再発の防止・予防にも繋がります。

 

上腕骨内側上顆炎:野球肘のリハビリテーション(伸張性エクササイズを導入することで、インスリン様成長因子を増加させ、細胞増殖と基質の再造形を促進するメカノトランスダクション(機械的な負荷を細胞の反応に転換するプロセス)の効果がある)

清田恵

 

引用元:標準整形外科学P381

 

 

 

 

脊髄損傷(SCI)における身体能力向上の目標(報告されている傷害の60%近くが肩と肘で発生しており、20%以上の車椅子競技者が手根管症候群を経験している)

2017.08.22 | Category: 脊髄損傷

脊髄損傷における身体の目標

身体能力の目標

SCIお客がエクササイズを行なう場合、身体能力面での目標は他の人々と同じになります。

 

すなわち、機能的能力の向上、健康リスク因子の低減、セルフイメージの向上になります。

 

トレーニング目標には、筋力/筋持久力、有酸素性能力、関節の柔軟性、高度なスキルを必要とする機能課題/レクリエーション課題に対処可能なコーディネーションなど、身体能力に関わる主な要素がすべて含まれているべきです。

 

より限定的に言うと、SCIお客のエクササイズにおいて最優先されるべきことは有酸素性能力と筋力/筋持久力であり、次いで血圧の維持と総合的健康になります。

 

運動誘発性筋痙攣に対する神経学的刺激(持続的で異常な脊髄反射活動、筋紡錘の求心性活動を増加させる一方で、ゴルジ腱器官の求心性活動を低下させる)

(さらに…)

脊髄損傷に対するレジスタンストレーニングの身体機能の観点(脊髄損傷(SCI)のお客が日常生活の諸活動を行なうためには予備心拍数の最大25%の増加を必要とし、車椅子を手で動かして坂を上るには予備心拍数の最大50%の増加が必要となる)

2017.08.18 | Category: 脊髄損傷

脊髄損傷に対するレジスタンストレーニング

身体活動とレジスタンストレーニング

身体機能の観点からいうと、脊髄損傷(SCI)のお客が日常生活の諸活動を行なうためには予備心拍数の最大25%の増加を必要とし、車椅子を手で動かして坂を上るには予備心拍数の最大50%の増加が必要とします。

 

個人の身体能力が高くなるほど、これらの身体活動を行なう能力が高まることは明らかであり、より難度の高いレクリエーション活動や、車椅子を利用した競技活動に参加できる可能性も高まります。

 

運動誘発性筋痙攣に対する神経学的刺激(持続的で異常な脊髄反射活動、筋紡錘の求心性活動を増加させる一方で、ゴルジ腱器官の求心性活動を低下させる)

(さらに…)