足がつるメカニズムとインディバの働きかけ
「夜中にふくらはぎが急につる」「スポーツ中に足が動かなくなる」突然の痛みに悩まされたことがあったり、悩んでいる方も多いと思います。
一度起こると、痛みでしばらく動けなくなり、怖くて運動が思いきりできなくなる方もいます。実は「足がつる」という現象の背景には、筋肉・神経・循環・体内バランスなど、さまざまな要因が絡んでいます。
今回のブログでは、足がつるメカニズムとインディバの関係性についてお伝えしていきます。
運動中に足がつるのはなぜ?
特に多く見られるのが運動中や運動後のけいれんです。その主な原因には以下のようなことが考えられます。
運動により筋肉を繰り返し使うことで筋線維に疲労物質(乳酸など)が溜まり、神経が誤作動を起こしやすくなるため突然けいれんが起きます。特にウォームアップ不足や慣れない運動をしたときに起こりやすくなります。
② 発汗による水分・ミネラルの損失
運動中は大量に汗をかくため、ナトリウム・カリウム・マグネシウム・カルシウムなどのミネラル(電解質)も同時に失われます。これらは神経と筋肉の信号伝達に欠かせないため、バランスが崩れると神経の誤作動で筋肉が突然収縮(=つる)してしまいます。
③ 筋肉の冷え
冷えた筋肉は柔軟性が低下し、ちょっとした刺激にも敏感になります。特に屋外での運動や冬場のトレーニングでは筋肉が冷えてつりやすくなる傾向があります。
④ 疲労による神経興奮
長時間の運動で交感神経が高ぶると筋肉を動かす神経が興奮状態になりやすくなります。この過敏な状態で急に体勢を変えたり無理な力が加わったりするとけいれんを引き起こすリスクが高まります。
自律神経との関係性
足がつる症状が夜間や就寝中、リラックスしているときに多く起こるのは、実は自律神経の働きと深く関係しています。
私たちの体には、無意識のうちに体温や内臓の動き、血管の収縮・拡張などをコントロールしている「自律神経」があり、主に「交感神経(活動モード)」と「副交感神経(リラックスモード)」に分かれます。
本来、夜は副交感神経が優位になってリラックスし、筋肉も緩んで回復する時間のはずですが、以下のような場合は要注意です。
ストレスや不規則な生活で交感神経が優位に傾いている
仕事や人間関係などのストレス、寝る直前までスマホを見ている習慣などが続くと、体がずっと“緊張モード”になってしまいます。この状態では筋肉がリラックスできず、わずかな刺激にも反応して収縮(=つる)しやすくなります。
血流のコントロール機能が乱れている
自律神経は血管の収縮・拡張も担っています。バランスが崩れると、手足の末端まで十分な血液やミネラルが届かず、筋肉が誤作動を起こしやすい状態になります。特に冷え性の方は要注意です。
睡眠の質が低下し、深い眠りに入れない
浅い眠りのときにこむら返りが起こりやすいのは、自律神経の切り替えがスムーズにいっていない証拠かもしれません。眠っているはずなのに「緊張が抜けていない」という状態は、交感神経優位が慢性化しているサインとも考えられます。
インディバで根本的に整える深部ケア
このように、足がつる原因には「筋肉の疲労・ミネラル不足・血流の悪化・神経過敏」など、いくつもの要素が関係しています。そこで役立つのが、高周波温熱機器・インディバによる施術です。
インディバは、体の深部にまで温熱を届けることができるため、以下のような効果が期待できます。
血流・リンパの循環改善
インディバは毛細血管レベルまで血流を促進し、疲労物質や老廃物の排出をサポート。これにより筋肉のリカバリーが早まり、けいれんを防ぎやすくなります。
筋肉の柔軟性と代謝アップ
深部から温めることで、筋線維の柔軟性が高まり、収縮・伸張のバランスが整うため、運動時にもスムーズに動きやすくなります。
自律神経を整え、神経の過敏を抑制
副交感神経を優位に導くことで、過敏になった筋肉神経の興奮を鎮めることが可能です。「いつもつりやすい」「寝る前になると不安になる」という方には、特に効果的です。
ミネラル代謝の間接的サポート
血流や内臓の働きが改善することで、体内でのミネラルの吸収・活用がスムーズになり、けいれんの原因である電解質バランスの乱れにも良い影響が期待できます。
単なる足のつりは、体からの重要なサインかもしれません
「たまにつるだけだから」「運動の疲れかな」と見過ごしているその症状、実は体の内側からのSOSかもしれません。繰り返すけいれんや、運動のたびに不安を感じる方は、ぜひ一度、インディバでの深部ケアと体質改善を検討してみてください。
当院では、スポーツをする方へのリカバリーケアや慢性的なこむら返りに対しての施術実績も豊富です。お気軽にご相談ください。