ストレスを溜めないからだ作りと自律神経のバランスの深い関係
「ストレスを感じやすくなった」
「ちょっとしたことでイライラする」
「疲れているのに、夜ぐっすり眠れない」
そんな日常の小さな不調は自律神経の乱れが関係しているかもしれません。そしてこの自律神経は、ストレスを溜めにくい体をつくるうえで欠かせない鍵でもあります。
今回のブログでは、ストレスと自律神経の関係、そしてストレスを溜めにくくするための体づくりについてご紹介していきます。
自律神経とは何か?
自律神経とは、私たちの意識とは関係なく、体の機能を自動で調整してくれる神経のことです。これは大きく「交感神経」と「副交感神経」に分かれています。
交感神経は、日中や活動時に優位になる神経で、身体を興奮状態に導き、集中力や判断力を高めます。一方、副交感神経はリラックスや回復を司る神経で、主に夜間や休息中に働きます。
この2つの神経がバランスよく切り替わることで、私たちは快適に日常を送ることができます。しかし、ストレスや疲労が蓄積すると交感神経ばかりが優位になり、体が常に緊張状態になってしまうのです。
慢性的なストレスが引き起こす不調とは?
ストレスが慢性的に続くと、自律神経のバランスが崩れやすくなります。その結果、心身にはさまざまな不調が現れます。
たとえば、夜なかなか寝つけなくなったり、寝ても途中で目が覚めてしまったりするようになります。また、肩こりや頭痛、胃腸の不調といった身体的な症状も起こりやすくなります。
さらに、呼吸が浅くなって疲れやすく感じる、何となくイライラしたり不安になったりするなど、精神的な不調も出てきます。女性の場合は、生理不順や肌荒れなど、ホルモンバランスに関わる不調にもつながることがあります。
このように、自律神経の乱れは多岐にわたる体のサインとして現れ、「なんとなく不調」が慢性化してしまう原因にもなるのです。
自律神経を整える習慣で、ストレスを溜めにくい体に
自律神経を整えるには、日常生活のなかにちょっとした工夫を取り入れることが効果的です。
たとえば、朝起きたら太陽の光を浴びることは、体内時計をリセットし、自律神経のリズムを整えるのに役立ちます。
また、夜はスマホやパソコンの使用を控え、ぬるめのお風呂にゆったりと浸かったり、深い呼吸を意識したりすることで、副交感神経が優位になり、質の良い眠りにつながります。
日中には、ウォーキングやストレッチ、ヨガといった軽い運動を習慣にすることで、呼吸が整い、自律神経の切り替えもスムーズになります。こうした生活習慣の積み重ねが、自律神経を整え、ストレスを溜めにくい体質への第一歩となります。
インディバでの自律神経のバランスをサポート
こうしたセルフケアに加え、体の深部を温める「インディバ」の施術を受けることも、自律神経を整えるための心強い味方になります。
インディバによって血流やリンパの流れが促進され、筋肉の緊張が緩みやすくなります。さらに、体の内側から温められることで副交感神経が優位になりやすく、心身ともにリラックスできる状態へと導かれます。
特に、胃腸や子宮などの内臓機能が温まることで、女性特有の不調にもアプローチでき、自律神経のバランス回復に一層の効果が期待できます。
「ストレスは心の問題」と捉えられがちですが、実はそれは“体の状態”とも深くつながっています。自律神経のバランスを整えることは、心と体の両方を健やかに保つための鍵。
外部のストレスに揺らがない、自分軸を保てる体づくりのためにも、まずはご自身の体の声に耳を傾けてみてください。
インディバなどのケアを取り入れながら、無理なく自分らしいバランスの整った毎日を過ごしていきましょう。