【なかなか回復しない…?】実は“骨盤”と“自律神経”がカギを握る!
「ケガの治りが遅い」
「何度も繰り返す痛みや不調がある」
「治療を受けてもすぐ戻ってしまう」
そんな慢性的な悩みを抱えている方はいませんか?
実はその“回復力の低下”には、骨盤のバランスの乱れと自律神経の乱れが大きく関係しています。
今回のブログでは、回復のカギを握る骨盤と自律神経の関係性についてお伝えしていきます。
骨盤は体の“土台”であり“中枢”でもある
骨盤は、上半身と下半身をつなぐ体の土台です。
背骨の基盤であると同時に、内臓・神経・血管・リンパなど重要な組織が通る経路でもあります。
この骨盤が前傾・後傾・左右の高さの違いなどによってゆがむと、
・背骨の湾曲に影響する
・内臓の位置が下がる
・周囲の筋肉が緊張する
など、全身のバランスに悪影響を及ぼします。
その結果、神経の伝達や血流・リンパの流れが滞りやすくなり、ケガの回復・疲労回復が遅れる要因となるのです。
骨盤と自律神経の密接なつながり
自律神経は「交感神経(活動モード)」と「副交感神経(回復モード)」の2つがバランスをとって働いており、呼吸・血流・消化・代謝・免疫・ホルモン分泌などを24時間コントロールしています。
この自律神経が通っている主なルートが、背骨(脊柱)〜骨盤周囲の神経ネットワーク。
特に、骨盤内には「仙骨(せんこつ)」と呼ばれる自律神経の重要な交差点があります。
骨盤がゆがむことで、この仙骨にある神経の働きが乱れると、副交感神経のスイッチが入りづらくなり、体はリラックスや修復ができない「交感神経優位」の状態が続いてしまいます。
結果として、本来の回復力(自然治癒力)が十分に発揮されず、体調不良や回復の遅れにつながってしまうのです。
なぜ骨盤を整えると「治る力」が高まるのか?
骨盤のゆがみを整えると、背骨のカーブや筋肉の緊張もバランスがとれ、自律神経の流れがスムーズになります。
副交感神経の働きが戻ることで、内臓機能が回復し、血流や代謝、ホルモンバランスも改善。
すると、組織修復に必要な栄養素が患部に届きやすくなり、ケガの治癒や疲労回復が本来のスピードに戻っていくのです。
また、骨盤を中心とした深部にアプローチできるインディバアクティブなどの施術を取り入れることで、深部温熱による血行促進と自律神経の調整が同時に行え、より高い効果が期待できます。
回復しやすい体をつくるために
「ずっと同じ痛みが続いている」
「治療を受けているのに、なかなか変わらない」
そんなときは、症状が出ている部分だけを見るのではなく、**“骨盤のゆがみ”と“自律神経の状態”**に目を向けてみることが大切です。
私たちの体には本来、“自分で治る力=自己治癒力”が備わっています。
それを引き出すためには、神経が通いやすい状態・血流が整った状態・心身が回復モードに入れる環境を整えてあげることが第一歩です。
当院では、骨盤矯正をベースに、自律神経に配慮した施術やインディバアクティブなどを組み合わせながら、体の内側からの回復力を高めるサポートを行っています。
「治りやすい体」へ、一緒に整えていきませんか?
ご相談はお気軽にどうぞ。