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足関節捻挫と骨盤の安定性 ― 深くつながっている身体の関係性

2025.11.14 | Category: スタッフブログ,ブログ

「足をひねってから、なんとなく動きがぎこちない」
「捻挫が治っても、踏み込みの感覚が戻らない」
そんな経験をしたことはありませんか?

実は、足関節の捻挫は“足首だけの問題”ではなく、骨盤の安定性と密接に関係しています。
身体は一つのユニットとして動いており、足元のトラブルが体幹へ、体幹のゆがみが足元へと影響を与え合っています。

今回のブログでは、足関節捻挫と骨盤の深いつながりについてお伝えしていきます。

■足関節捻挫がもたらす全身への影響

足関節捻挫は、足首の外側の靭帯が伸びたり切れたりすることで起こります。
多くの場合、足関節の外側にある「前距腓靭帯」や「踵腓靭帯」が損傷し、痛みや腫れが生じます。

痛みが治まった後も、足首周辺の筋肉や靭帯は十分に回復していないことが多く、関節の安定性(プロプリオセプション)が低下します。
すると、身体は無意識にバランスを取ろうとして重心をずらし、その補正動作が骨盤や背骨のゆがみにつながります。

つまり、足首の小さなずれが、時間をかけて体全体のバランスを崩していくのです。
その結果、腰痛や股関節痛、反対側の膝の違和感など、思いもよらない症状が現れることもあります。

■ 骨盤の安定性が低下すると再捻挫を起こしやすくなる

逆に、骨盤の安定性が低下していると、足関節への負担が増えて捻挫を繰り返しやすくなります。
骨盤は、身体の「中心」であり、下肢の動きを支える土台です。
骨盤が前後や左右に傾いていると、片方の脚に体重が偏り、着地のバランスが崩れます。

この状態では、走る・跳ぶ・方向転換などの瞬間的な動作で足首に余計な力がかかり、関節が不安定になりやすくなります。
特に、骨盤を支える「中殿筋」や「腸腰筋」の働きが低下していると、体幹から足への力の伝達がうまくいかず、
ちょっとした段差や切り返し動作で再び捻挫を起こすリスクが高まります。

つまり、足関節の安定性を保つためには、骨盤を含めた体幹の安定が不可欠なのです。

■ 根本改善には“全身の連動”を取り戻すことが大切

Nakajima整骨院では、足関節捻挫のケアを「足首だけ」で終わらせません。
まずは骨盤や背骨のゆがみをチェックし、身体全体のバランスを整えることで、
足首にかかる負担を軽減し、再発を防ぐことを目指します。

さらに、カイロプラクティックによる神経伝達の調整で、筋肉の働きを最適化。
インディバによる深部加温で、靭帯や筋膜の回復を促し、循環と代謝を高めていきます。
これにより、関節の可動性だけでなく、身体全体の「連動性」や「安定性」を取り戻すことができます。

痛みが引いた後も“なんとなく違和感が残る”という方は、骨盤からのサポートが必要かもしれません。
足関節と骨盤のバランスを整えることで、動きやすく、再発しにくい身体へと導くことができます。

足関節捻挫は、足首だけの問題ではなく、身体全体のバランスの乱れが関係しています。
特に骨盤の安定性は、足首の動きや体幹の連動に大きく影響を与える重要な要素です。

Nakajima整骨院では、骨盤と足首の両方にアプローチし、再発予防と根本改善を目指した施術を行っています。
「捻挫の後から体のバランスが悪くなった気がする」「何度も捻挫を繰り返している」という方は、ぜひ一度ご相談ください。

中島恵