スポーツを頑張る子どもほど大切にしたい「身体の土台づくり」
「最近、姿勢が悪くなった気がする」
「スポーツの後に膝や腰が痛いと言うことがある」
「疲れが抜けにくそう」
「集中力が続かないように感じる」
このような変化を感じたことはありませんか?
子どもは元気なイメージがありますが、実際には成長とともに身体へ大きな負担がかかっています。特にスポーツを頑張っている子どもほど、身体には知らず知らずのうちに疲労や負担が蓄積しています。
成長期は骨や筋肉が発達する大切な時期です。しかし、それと同時に身体のバランスが崩れやすい時期でもあります。
私たちが考える身体づくりは、痛みが出てから対処することだけではありません。将来も健康な身体で好きなことを続けられるように、子どもの頃から身体の土台を整えていくことが大切だと考えています。
■成長期だからこそ身体のケアが必要な理由
成長期の子どもの身体は、大人にはない特徴があります。
骨が急激に成長する一方で、筋肉や関節の柔軟性が追いつかず、一時的に身体のバランスが崩れやすくなります。また、運動量が増えることで特定の部位に負担が集中しやすくなります。
野球やサッカー、バスケットボール、陸上競技など、どのスポーツにも繰り返し行う動作があります。その積み重ねによって身体の使い方に偏りが生じ、知らないうちに左右差や姿勢の崩れが生まれることがあります。
さらに近年はスマートフォンやタブレットの普及により、前かがみの姿勢が長時間続く子どもも増えています。
その結果として、腰痛や膝の痛みだけではなく、肩こりや頭痛、疲労感、集中力の低下などにつながるケースもあります。
身体は不調が出た場所だけに原因があるとは限りません。だからこそ、子どもの頃から身体全体の状態に目を向けることが大切です。
■骨盤と背骨が身体と自律神経の土台になる
家を建てる際に土台が重要であるように、人の身体にとって骨盤は土台の役割を担っています。
骨盤の上には背骨が積み重なり、頭や身体を支えています。骨盤や背骨のバランスが崩れると、一部の筋肉や関節に負担が集中しやすくなります。
また、背骨の周囲には脳と身体をつなぐ神経が通っています。その中には、呼吸や睡眠、体温調節、内臓の働きなどをコントロールする自律神経も含まれています。
自律神経は私たちが意識しなくても24時間働き続けています。日中は活動し、夜はしっかり休むというリズムを整えることも大切な役割です。
成長期は身体だけでなく神経系も発達していく時期です。そのため、身体がスムーズに動き、十分な休息が取れる環境を整えることは、健やかな成長を支えるうえで重要な要素になります。
私たちは骨盤や背骨のバランスを整えることで、身体が本来持っている力を発揮しやすい状態を目指しています。
■子どもの未来は今の身体づくりから始まる
私自身、子どもたちの身体をみさせていただく中で、「もっと早く身体の状態に目を向けることができていたら」と感じる場面が少なくありません。
痛みが出てから治療を始めることも大切ですが、本当に目指したいのは痛みや不調に悩まされにくい身体づくりです。
成長期は人生の中で一度しかありません。
この時期に正しい姿勢や身体の使い方を身につけ、自分の身体を大切にする習慣を育むことは、大人になってからの健康にも大きくつながります。
スポーツを思い切り楽しめること。
勉強や学校生活に集中できること。
しっかり眠り、しっかり成長できること。
そのすべての土台になるのが、日々の身体の状態です。
私たちは子どもたちが今だけでなく、10年後、20年後も健康な身体で好きなことに挑戦できるよう、身体づくりをサポートしていきたいと考えています。
子どもの未来のために、今だからこそ身体の土台づくりを大切にしていきましょう。




