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「“細菌”とどう向き合っていますか?」〜菌と共に生きる時代の哲学〜

2025.06.23 | Category: スタッフブログ,ブログ,自律神経

見えない敵とどう向き合う?

アルコール消毒、抗菌グッズ、除菌スプレー――
私たちの生活には「菌を排除する」ためのツールがあふれています。

たしかに、感染症や衛生管理の観点から“清潔”を保つことは重要です。
しかし一方で、「すべての菌をなくす」という考え方は、果たして本当に正しいのでしょうか?

人間の体は、常に無数の“細菌”と共に生きているのです。

今回のブログでは、細菌との向き合い方について考えをお伝えしていきます。


人は「菌と共にある」存在

私たちの体内には、腸内細菌をはじめとして100兆個以上の常在菌が住みついています。
重さにするとなんと約1〜2kg。これは“もう一つの臓器”と呼ばれるほどの存在感です。

皮膚にも、口の中にも、呼吸器にも、そして産道にも――
私たちが「自分の体」だと思っている場所には、実は「他者」である菌たちが共に生きています。

そしてこの菌たちは、以下のような働きをしています:

  • 食べ物の消化やビタミンの合成

  • 免疫バランスの調整

  • ホルモン代謝のサポート

  • 有害な病原菌の排除

つまり、菌なしでは私たちの生命活動は成立しないのです。


細菌は“敵”ではなく“生態系”

現代社会では「殺菌・消毒」が正義のように扱われがちです。
でもその一方で、「良い菌まで殺してしまうリスク」があることも忘れてはなりません。

腸内細菌の多様性が減ると、次のような問題が起こりやすくなるといわれています:

  • アレルギー体質

  • 免疫力の低下

  • 自律神経の乱れ

  • うつ症状やメンタル不調

  • 肥満や生活習慣病

菌は、「いなくなると困る存在」でもあるのです。
つまり、**細菌は排除すべき“敵”ではなく、私たちの体の中にある“自然”**なのです。


細菌と共に生きるということ

「自分という存在は、自分だけでできているのではない」
この事実を、私たちはどこまで受け入れられているでしょうか?

細菌たちは、私たちの命の根底を支える“共生のパートナー”。
彼らと調和しながら生きるというのは、
人間中心主義を超えた**「生きものとしての謙虚さ」**を取り戻すことでもあるのです。

  • 完璧にコントロールするのではなく、受け入れて共に整える

  • 除菌ではなく、調和を目指す

  • 抑えるのではなく、活かすという発想へ

それはまるで自然との向き合い方と同じです。


自律神経との関係性

実は、腸内細菌と自律神経も深くつながっています。
腸は「第2の脳」とも呼ばれ、自律神経と密接に連携しています。
腸内環境が乱れると、自律神経のバランスも崩れやすくなり、次のような不調につながります:

  • 便秘・下痢などの消化器症状

  • 睡眠障害やイライラ

  • 疲れやすさや集中力の低下

つまり、腸内細菌と上手に共存することは、自律神経を整える第一歩でもあるのです。


菌と生きるという選択

消毒・除菌・殺菌――
現代の常識は「菌=悪」を前提に成り立ってきました。

でも、これからの時代は違います。
菌とどう共に生きるか
どうすれば調和を保てるか
それを考えることが、私たちの健康や幸福のあり方に繋がっていくのです。


このような悩みはありませんか?

  • すぐにお腹を壊す・便秘や下痢を繰り返している

  • 抗菌生活に疲れを感じている

  • ストレスや自律神経の乱れが気になっている

  • 「自分の体ともっと向き合いたい」と思っている

そんな方はぜひ、“菌との共生”という視点から、心と体のケアを見つめ直してみてください。
私たちの健康は、目に見えない小さな仲間たちと一緒に創られているのです。

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