腰椎分離症がなかなか改善しない本当の理由とは?―脳と神経の関係からみる回復の鍵―
腰椎分離症が「なかなか治らない」と感じていませんか?
腰椎分離症は、スポーツ選手や成長期の子どもに多く見られる症状ですが、「安静にしても痛みが続く」「リハビリをしても改善しない」
と悩む方が少なくありません。骨や筋肉の問題だと思われがちですが、実は「脳の働き」や「神経の回路」が回復を妨げていることがあります。
今回のブログでは、分離症の改善を脳と神経の関係からお伝えしていきます。
■ 痛みを感じるのは「腰」ではなく「脳」
痛みの情報は、腰で発生しても、最終的には脳が“痛い”と判断して感じています。
つまり、腰そのものだけでなく、脳と神経の情報伝達が正しく働いていないと、実際には回復していても「まだ痛い」と感じてしまうケースがあります。
慢性的な腰痛や分離症の長引く痛みには、このような“脳の過敏化(中枢性感作)”が関わっていることが多いのです。
■ ストレスや睡眠不足が脳の回復を妨げる
長期間の痛みや不安、ストレスが続くと、自律神経のバランスが乱れ、血流が悪化し、筋肉が常に緊張状態に…。
結果として、脳がリラックスできず「痛みの記憶」を強化してしまうため、分離症の痛みがなかなか引かない状態が続くのです。
■ 改善へのカギは「脳×神経×身体」の連携
分離症の根本的な改善には、骨や筋肉の調整だけでなく、脳と自律神経の働きを整えるアプローチが欠かせません。
・正しい姿勢と深い呼吸
・リラックスできる時間の確保
・自律神経を整えるケア(入浴・睡眠・軽運動)
これらを意識することで、脳の緊張が解け、神経伝達がスムーズになります。
身体と脳の連携が整うと、回復力が高まり、痛みの再発も防ぐことができます。
■ インディバ・アクティブで「脳と身体のつながり」をサポート
当院では、インディバ・アクティブを用いて深部から体を温め、血流と神経伝達の改善を促しています。
深部加温によって自律神経のバランスが整い、脳がリラックスしやすい状態をつくることで、「痛みの記憶」をリセットし、分離症の回復をサポートします。
筋肉や骨だけを整えるのではなく、脳と身体をつなげるケアこそが、分離症改善への近道です。腰椎分離症がなかなか改善しない背景には、「脳の働き」や「神経のバランス」といった、見えない部分の問題が隠れています。
インディバと自律神経ケアをアプローチを取り入れることで、痛みの根本改善へと導くことが可能です。「治らない」と諦める前に、脳と体のつながりを見直してみませんか?