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回旋動作が腰椎分離症に与える負担と、その予防の鍵

2025.10.06 | Category: スタッフブログ,ブログ,腰椎分離症,自律神経

腰椎分離症は、スポーツや日常動作の中で「ひねる(回旋)」動作を繰り返すことで、腰の骨(椎弓部)に過度なストレスがかかり、疲労骨折を起こすことで発症します。

特に、野球やテニス、サッカーなど、体をひねる動作が多い競技ではリスクが高く、痛みが慢性化すると競技復帰が難しくなることもあります。

しかし、同じ動作をしていてもケガをする人としない人がいるのはなぜでしょうか?
その大きな違いの一つが「骨盤の安定性」と「自律神経のバランス」にあります。

今回のブログでは、回旋動作が腰椎分離症に与える負担と、その予防のために骨盤の働きついてお伝えしていきます。

骨盤のバランスが崩れると、腰への負担が増す

体をひねるとき、腰椎(腰の骨)だけで回旋するのではなく、本来は骨盤や胸椎、股関節が協調して動きます。ところが、骨盤の歪みや可動制限があると、腰だけにねじれの力が集中し、分離症の再発リスクが高まります。

特に、片足重心や姿勢のクセによって骨盤が前後・左右に傾くと、体幹の軸が乱れ、安定した動作ができません。その状態で強い回旋を繰り返すと、腰椎に“ひねり+圧縮”のストレスがかかり、痛みや炎症を起こしやすくなります。

骨盤や腰椎で負担となっている箇所を整え、筋肉の左右バランスを回復させることで、腰への負担を分散し、再発予防へとつなげていきます。

自律神経の安定が、筋肉と回復力を左右する

分離症の回復には、骨の安定性だけでなく「自律神経のバランス」も重要です。痛みや不安、睡眠不足などが続くと、交感神経が優位になり、筋肉が常に緊張状態に。
この状態では血流が悪くなり、修復に必要な酸素や栄養が届きにくくなってしまいます。

一方で、自律神経のバランスが整っていると、筋肉の緊張が緩み、回復力が高まり、体幹の安定性も自然に保たれます。

背骨を通る神経の流れを整えると、脳からの指令がスムーズに伝わり、自律神経の働きが安定します。
その結果、筋肉のバランスが整い、無理のない回旋動作ができる体づくりが可能になります。

「回旋に強い体」を目指す

分離症の再発を防ぐためには、痛みのある部位だけを治すのではなく、骨盤・背骨・自律神経の3つを整え、全身の連動性を取り戻すことが大切です。

骨盤が安定し、自律神経が整っている状態では、体の軸がブレにくくなり、回旋動作もスムーズかつ安全に行えるようになります。

Nakajima整骨院では、構造(骨盤・背骨)と機能(自律神経)の両面から体を整えることで、腰椎分離症の再発予防と、パフォーマンス向上の両立をサポートします。