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腰痛とケトルベル(KBトレーニングでは、適切に行った場合、補強されたコアとニュートラルな脊椎を利用して股関節伸展筋群から筋パワーを発揮することが要求されるため、クライアントが体幹の望ましくない運動をコントロールしながら股関節からパワーを発揮することに役立つ)

2018.04.29 | Category: ケトルベル

腰椎とケトルベル

腰痛の軽減とケトルベル

腰痛の軽減に関して、KBトレーニングの潜在的利益に関する研究はこれを支持する結果を示しています。

 

KBスイングで生じるハムストリングスへの伸張性負荷が、運動中に伸張性負荷を経験するアスリート(スプリントの振り出し局面など)の保護に役立つ可能性があるとされています。

 

Jayらの研究では、8週間のKBトレーニングの後、腰痛が軽減されたことが報告されました。

 

これらの結果は、Jayらの別の研究結果でもさらに裏付けられており、8週間のKBトレーニングプロトコルにより、姿勢への負荷に対する背部伸展筋群の安定性が高まったことが明らかになっています。

 

コレクティブエクササイズからパフォーマンス向上エクササイズへと漸進するタイミング(優れた運動パターンおよび安定性と可動性との適切なバランスを獲得した時点で漸進する)

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肋骨骨折

2018.04.26 | Category: スタッフブログ

肋骨のメカニズム

 

肋骨骨折は、胸部周辺の中で最も多い外傷です。

 

肋骨は左右12本ずつで胸椎から胸骨まで覆うように胸郭を形成し、心臓など内臓を保護しています。

 

(第11,12肋骨は胸骨に付着していません)皮膚の直下にあり外力を受けやすいところです。

 

強力な外力が作用した場合、多発骨折や胸部腹部内蔵損傷に留意し、逆に軽微な外力によるものは骨粗鬆症

 

などの可能性もあるので注意しなければなりません。

 

発生機序分類

①外傷性骨折【直達外力:転倒して机や浴槽のふちにぶつけたり、交通事故での直接的な外力に

 

よって受傷する】と、【介達外力:ゴルフスイングしたなど捻った際負傷】、②疲労性骨折【咳な

 

ど骨の一部分に繰り返し加わる小さな負荷によって生じる骨折】、③病的骨折【病気などによって

 

骨折してしまう】

 

症状

 

咳、くしゃみ、深呼吸、起床動作時に疼痛増強。限局性圧痛は著明。

 

打撲による内出血。介達痛(肋骨を前後から圧迫すると骨折部に痛みが出る)

 

検査は主にX線検査、エコー検査、触診。変形や転移は比較的少ないためX線で不明瞭な

 

こともあります。多発骨折の場合、受傷初期は動作時痛が強く起床動作は困難になること

 

もあります。強力な外力で受傷した場合、フレイルチェストや緊張性気胸などの胸部臓器損傷

 

の合併症を伴うこともあり気をつけなければなりません。

 

 

固定と予後

 

 

固定方法は症状に応じてテーピング固定、包帯固定・さらし固定、厚紙固定、バストバンドなどあります。

 

呼吸時の負担や、動作時痛、再転位の防止をします。

 

後遺症として偽関節、過剰仮骨、変形治癒があり受傷後は落ち着くまで安静にして骨折部に負担をかけ

 

ないように。肋骨骨折そのものの予後はきわめて良好です。肋骨はぶつけたり転倒したり受傷しやすい

 

部分でもあり、胸部または背部に痛みがあるようだったらすぐに医療機関を受診しましょう。

 

清田恵

 

引用元:柔道整復学 実技編P309,310,311,312

適切に計画された期分け筋力トレーニングプログラムに組み込むには(CTを実行する際は、アスリートのテクニックとパワーが代謝性疲労の影響を受けないようにしなくてはならない)

2018.04.22 | Category: トレーニング

CTの期分け

適切な期分けを組むには

CTは、適切に計画された期分け筋力トレーニングプログラムに組み込むことが可能になります。

 

筋力やパワーの向上トレーニングを行う際は、「力=質量×速度」であることは忘れてはいけません。

 

そこでストレングスコーチは、伝統的なウェイトトレーニング、プライオメトリックトレーニング、オリンピックスタイルリフティング、およびCTを期分けプログラムに組み込むことで、特異的なトレーニング刺激をアスリートに提供することが可能になります。

 

コンプレックストレーニングと活動後増強(PAP:Postactivatiation potentiation)(PAPは筋の最大または最大に近い収縮の後に爆発的筋力が増大する現象を指す)

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肘内障

2018.04.19 | Category: ブログ

肘内障

 

 

肘内障は特に2-4歳の小児に多く発生する小児特有の外傷です。

 

肘内障と肘関節脱臼とは異なります。

 

小児は骨の成長が未熟で、橈骨頭の成長が未熟なため頭骨頭を覆う輪状靭帯から外れやすいです。

 

この輪状靭帯から橈骨頭が逸脱したものを肘内障と言います。

 

成長とともに橈骨頭が成長し固定が強固となり成人での発症はまれになります。

 

発生機序

発生機序は様々です。手をつないでいて引っ張た際、本やおもちゃを取ろうとして、寝転がっていて

 

身体の下になった腕が自重で引っ張られた際、着替えの際、転倒した際、というように前腕回内位で

 

引っ張られた際受傷します。

 

外観上、腫脹もほぼ診られず、患肢をだらんとさせ使ったり動かそうしません。

 

橈骨頭部触る、前腕を開く動作(回外動作)をしようとすると嫌がります。

 

1歳児などのように話せなかったりする場合、多くは泣いて痛みを訴えます。やはり、患肢を使おうと

 

せず、触ろうとすると嫌がります。すぐに医療機関へ受診しましょう。

 

自然整復されることもありますが、徒手整復を要することが多いです。

 

きちんと整復されたかは整復時にクリック音を蝕知したり、整復後泣き止みすぐに腕を使いだします。

 

鑑別診断

 

肘内障と肘周辺の骨折との鑑別診断は重要です。

 

転倒した場合など、骨折の可能性もあります。肩や手関節が外れたと思い受診して肘内障だったというのは

 

良くある話です。肘内障だと思い受診して骨折だったという場合も多くあります。

 

予後は良好ですが、再発を繰り返すこともあります。

 

受傷現場を見ていなかったり、泣いてしまったり、どうしたのか、どこが痛いのかなど上手く伝える事が

 

出来ないことが多いと思います。子どもの様子がおかしいなと思ったら、すぐに医療機関へ受診しましょう。

 

清田恵

 

引用元:『標準整形外科学 第8版(P348)』、『柔道整復額 実技編(P148)』

Nursemaid’s Elbow

スポーツ障害・スポーツ外傷

 

無酸素系競技と有酸素性トレーニング(持久系運動がもたらす適応が、激しい運動間の回復時間を短縮するという点に着目することは有益になる)

2018.04.15 | Category: 有酸素運動

無酸素性競技と有酸素性競技

有酸素性トレーニングと無酸素性トレーニング

筋の適応の最大化を目的とした同時トレーニングに関する諸文献は、無酸素性運動をほぼ同時に併用することによる「干渉効果」をめぐり意見が分かれています。

 

しかし、近年Lundbergらのよって行われたトレーニング研究では、6時間の休息を挟んでレジスタンスエクササイズとサイクリングエクササイズを行うと、筋機能は損なわれず、またレジスタンスエクササイズを単独で実施した場合よりも筋全体のサイズを増大させました。

 

しかも、速筋線維(遅筋線維の5~6倍の力を発揮する)の適応が狙いであったにもかかわらず、筋の有酸素性能力も向上しました。

 

したがって2つの運動様式の間に適切な休息時間が設けられていれば(6時間超)、同時トレーニングは以前考えられていたほど筋パワーの向上を妨げられないとみられています。

無酸素性競技のアスリートにとって長時間の有酸素性運動は必要か?(Pcrの再合成を促進して疲労に達する時間を引き伸ばし、筋の毛細血管を著しく増加させる)

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1RMバックスクワットのパフォーマンスを向上させるには(プライオメトリックエクササイズによる神経筋の刺激と動的筋パフォーマンスとの間には相関関係がある)

2018.04.08 | Category: スクワット

プライオメトリックス

プライオメトリクスとスクワット

筋力およびパワーパフォーマンスを向上させる可能性が示唆されているもうひとつのウォームアップルーティンは、プライオメトリックエクササイズ群になります。

 

1RMエクササイズの前にプライオメトリックスによるウォームアップルーティンを実施する大きな利点は、狭い場所できわめて手早く行える点にあります。

 

下肢のプライオメトリックエクササイズとして、両足タックジャンプとプラットフォームデプスジャンプがあります。

 

Masamotoらは、高強度のプライオメトリックエクササイズを低量セット行なうウォームアップルーティンが、トレーニング経験のある男性アスリートにおいて1RMバックスクワットのパフォーマンスを向上させることを見出しました。

 

この研究によって、プライオメトリックエクササイズによる神経筋の刺激と動的筋パフォーマンスとの間には相関関係があることが明らかにされました。

 

スクワットの負荷の増加に伴い、股関節伸展モーメントはどのように変化するか?(スクワット中の股関節伸展モーメントは膝関節伸展モーメントより大きな割合で増加することが示されている)

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ロコモティブシンドローム(運動器症候群)

2018.04.06 | Category: スタッフブログ

健康寿命・介護予防を阻害する3大因子

 

ロコモティブシンドロームは最近になって良く耳にするようになってきましたが、メタボリックシンドローム

 

などよりは認知度は低いように思います。

 

健康寿命・介護予防を阻害する3大因子。メタボリックシンドローム、認知症、ロコモティブシンドローム。

 

健康寿命は加齢だけが原因ではありません。

 

ロコモティブシンドロームとは、運動器とは、

 

 

身体を動かす事が出来るのは骨、関節、筋肉などがそれぞれ連携して働くことによって動かす事が出来

 

ます。ひとつが悪くても身体はうまく働きません。身体を動かす骨、関節、筋肉や神経で構成されたものを

 

運動器と言います。

 

ほかに、身体の機能の分野は他に呼吸器(酸素を取り入れ二酸化炭素吐き出す)、循環器(酸素、栄養、老

 

廃物などを運ぶ)、消化器(食べ物の消化と吸収)があります。

 

生活習慣や加齢により運動器の衰え、障害により、歩く、立つなどの機能低下を生じたものをロコモティブシ

 

ンドローム(運動器症候群)と言います。

 

日常生活にも支障をきたしてきます。運動不足から始まり、筋力低下になり筋、神経、骨の衰え・障害に、

 

そして身体活動の低下になり、進行すれば要介護や寝たきりになることもあります。

 

日本だけでなく世界中、平均寿命がどんどん伸びてきていますが歳だけでなく健康に日常生活を過ごす、

 

健康寿命も伸ばしていこうという意識はとても大切です。

 

厚生労働省や医療機関、地域自治体などもロコモ予防の取り組みを呼び掛けも増えてきています。

 

身体を動かす事、運動器は使われなければ衰えていきます。運動の範囲は人それぞれ違ってきますが、そ

 

の人に合った運動を続けていくことで予防につながっていきます。ストレッチをすることはとても大切です。

 

それから身体を動かす。

 

体幹トレーニング

 

例えば、体幹トレーニングやチューブを使って行うトレーニングは関節に負担がかからなく誰にでも無理な

 

く行えるトレーニングです。

 

インナーマッスルや普段使われていない筋肉にも効果があります。脳は神経によって筋や関節を動かす指令

 

を出します。普段使われていない筋肉を使うことによって脳が伝達する神経回路が発達します。

 

身体をスムーズに動かせるようになったり、脳と神経を働かせるので動きの反応速度を上げることにも

 

繋がります。

 

ロコモ度テスト

 

ロコモ度テスト=移動機能を確認するテスト。

 

(移動機能とは立つ、歩く、走る、座るなどの日常生活で身体の移動にかかわる機能)

 

『立ち上がりテスト』手を使わずに椅子から立ち上がれるか、下肢の筋力を調べるます。

 

『2ステップテスト』歩幅を調べます。

 

『ロコモ25』日常生活の中での簡単な質問を25問。

 

と3つのテストからなっています。

 

「Locomotive syn...」の画像検索結果

定期的に行い自身の身体の状態をチェックしておくことが大切です。

 

他にも普段歩いていて、つまづいたり、転んだり、階段の上り下りが以前より辛く感じたり日常生活でも

 

自分自身で身体の衰えを感じることもあると思います。症状に気づき対処する事も大切ですが、ならない

 

ようにする事・予防しようとする意識を持つことも健康で生活していくのに必要だと思います。

 

メタボ予防、食生活を見直すこともロコモティブシンドロームを防ぐことにつながります。

 

しっかり動いたらしっかり栄養を取るようにしましょう。

 

清田 恵

パーソナルトレーニング

 

アジリティの定義(アジリティとは本質的に多くの因子が関与するものであり、主としてテクニック、身体、および知覚の3つの要素でなりたっている)

2018.04.01 | Category: トレーニング

素早い方向転換

方向転換動作

素早い方向転換(COD)動作は、一般的にサッカー、アイスホッケー、バスケットボール、およびネットボールのような多くのチーム競技で行われます。

 

CODは物体(ボールバック、境界線など)や選手(チームメイトなど)の動きに対する反応として、または対戦相手を避けようとする場合に起こります。

 

スピードとアジリティ:その定義とトレーニング(スピードを向上させるには、アスリートの身長や体重に関係なく、ストライド長とストライド頻度を最大限に向上させなければならない)

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脳・認知機能(海馬と側頭葉の容積は体力の高い成人のほうが大きく、運動トレーニングにより海馬の血流循環が増加することが明らかになってきている)

2018.03.25 | Category:

脳と認知機能

老年期と海馬

運動は、心臓循環器系と筋骨格系の健康を助長しますが、この研究は規則的な運動が脳の健康維持・増進に重要であり、アルツハイマー病、うつ病など各種の運動疾患や2型糖尿病患者の補助薬としての運動の役割を指示するものになります。

 

一方、海馬は老年期に萎縮し、記憶障害や認知症のリスクを高めることが報告されています。

 

しかし、海馬と側頭葉の容積は体力の高い成人のほうが大きく、運動トレーニングにより海馬の血流循環が増加することが明らかになってきています。

 

最近の脳CTスキャンを駆使した研究では120名の高齢者を無作為、コントロール試験を行ったところ、有酸素運動が海馬前部のサイズを増加させ空間記憶の改善をもたらしました。

 

エクササイズによる高齢者の認知機能向上(エクササイズ量の多い人ほど、脳の前頭前野、頭頂葉、側頭葉における灰白質容積が大きく、脳梁の白質容積も大きい)

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筋トレと脳機能(インスリン様成長因子(IGF-1)は、認知機能改善に関与するもう一つの神経栄養因子であり、運動でIGF-1レベルが増加するが、認知機能が低下した高齢者ではIGF-1は定値を示す)

2018.03.18 | Category:

筋トレと脳機能

認知機能と神経変性疾患

神経変性疾患は年齢とともに発症率が高くなり、ヘルスケアシステムに大きな問題を呈しています。

 

身体不活動は多くの疾患の第一危険因子であり、身体活動は多くの研究者の興味のあるトピックになっています。

 

運動は認知機能、神経形成、新脈管形成、可塑性に関与するいくつかの神経栄養素の合成と放出を増加させます。

 

インスリン様成長因子(IGF-1)は、認知機能改善に関与するもう一つの神経栄養因子であり、運動でIGF-1レベルが増加しますが、認知機能が低下した高齢者ではIGF-1は定値を示します。

 

筋力トレーニングはテストステロンとIGF-1レベルを増加させるので、研究者によっては、筋力トレーニングのほうが心臓循環系トレーニングより有効であると議論する人もいます。

 

エクササイズによる高齢者の認知機能向上(エクササイズ量の多い人ほど、脳の前頭前野、頭頂葉、側頭葉における灰白質容積が大きく、脳梁の白質容積も大きい)

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脳と認知機能における運動の役割(運動により学習・記憶を司る海馬での脳由来神経栄養因子(BDNF;Brain Derived Neurotrophic Factors)が増加することが明らかされている)

2018.03.11 | Category:

脳と認知機能における運動の役割

脳神経科学とは

最新の脳神経科学の知見では、運動により学習・記憶を司る海馬での脳由来神経栄養因子(BDNF;Brain Derived Neurotrophic Factors)が増加することが明らかされており、その生理機能は神経可塑性、神経栄養伝達、学習能力改善、脳神経細胞保護、および食欲・代謝調節の多岐にわたります。

 

ラットを7日間自由に走行させた際の海馬における脳由来神経栄養因子のメッセンジャーRNA(mRNA)の発現を観察した実験では、安静コントロール試行時よりも有意に遺伝子の発現が認められ、脳由来神経栄養因子の蛋白質を比較した場合、運動群では約2倍も増加していることが明らかになりました。

 

さらに、運動群では30%以上もメイズの学習能力や記憶テストの成績が高いことが報告されており、その詳細な分子メカニズムも明らかにされています。

 

一方、血中BDNFは、主なうつ病や2型糖尿病患者で低下しています。

 

子どもの脳・神経機能に対する運動の効果(素早い方向転換などの俊敏な身のこなしや状況判断・作戦などの思考判断を要する全身運動は、脳の運動制御機能や知的機能の発達促進に有効である)

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活動後増強(PAPとは、筋収縮の後に発揮能力が即時的に増大する現象であり、『コンプレックストレーニング』の前提条件である)

2018.03.04 | Category: プライオメトリックトレーニング

活動後増強(PAP)

コンプレックストレーニングのメカニズム

CT(コンプレックストレーニング)において、厳密にどのような生理学的メカニズムが即時に作用しているのかは完全に解明されていませんが、CTの低強度エクササイズにおける発揮パワーの増大は、PAPが引き起こしていると考えられています。

 

Robbinsの定義によると、「PAPとは、筋収縮の後に発揮能力が即時的に増大する現象であり、『コンプレックストレーニング』の前提条件である」とされています。

 

コンプレックストレーニングと活動後増強(PAP:Postactivatiation potentiation)(PAPは筋の最大または最大に近い収縮の後に爆発的筋力が増大する現象を指す)

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主働筋-拮抗筋ペア(拮抗筋群の相反抑制を増強させると神経作用によって力発揮がいくらか向上するのであれば、拮抗筋群を対象的に鍛える方法は、発揮パワーの向上にも有効な可能性がある)

2018.02.26 | Category: トレーニング

主働筋-拮抗筋ペアセット

CTと主働筋-拮抗筋ペアセット

CTとは、高強度レジスタンスエクササイズの後にバイオメカニクス的に近い動作パターンの低強度エクササイズを行い、PAPを引き起こすものになります。

 

これに対して、一部の研究は、主働筋-拮抗筋ペアセット(Agonist antagonist paired set:APS)を用いる形式のCTを提案しています。

 

しかし、一方で、強化する筋が異なる2つの動作は似ていないためAPSに言及する際はCTという用語を用いないほうがよいとする研究もあります。

 

このような見解の相違はあるにせよ、APSおよびAPSを用いた筋力とパワーの向上に関する研究を調査することは、APSが誤ってCTに分類される可能性を防ぐ上でも必要になります。

 

コンプレックストレーニングのペアに用いた筋力エクササイズ(経験の浅い選手向けにはトレーニングセッションを修正し、適切なテクニックが確実に遂行できるようにすることも大切になる)

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即時的なコンプレックストレーニングに対するホルモン応答(高強度のコンディショニング活動の後に、バイオメカニクス的に近い低強度の動作を行う伝統的な形式のCTが、アナボリックホルモン環境の改善を促進する可能性を示唆している)

2018.02.18 | Category: トレーニング

ホルモン応答

コンプレックストレーニングとホルモン応答

CTに対するホルモン応答について調査した研究はBeavenらの1件のみになります。

 

彼らは4つの異なる形式のCTを実施後の、唾液中のテストステロンとコルチゾールの応答を調査しました。

 

その4つとは、(a)パワー-パワー、(b)パワー-筋力、(c)筋力-パワー、(d)筋力-筋力であり、これらのセット間には3分、エクササイズ間には4分の休息時間を挟みました。

 

被験者は、週2回の頻度で計4週間に及んだトレーニングの期間中、すべての形式のCTセッションを2回ずつ、計8回のセットを実行しました。

 

その結果、筋力-パワーのセッションが、他のパワー-パワー、パワー-筋力、および筋力-筋力セッションに比べて最もテストステロンが増加しました。

 

コンプレックストレーニングのペアに用いた筋力エクササイズ(経験の浅い選手向けにはトレーニングセッションを修正し、適切なテクニックが確実に遂行できるようにすることも大切になる)

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コンプレックストレーニングの即時的効果に関する研究(CTの実行に際して考慮すべき非常に重要な要素は、コンプレックス内の休息時間(Intracomplex rest interval:ICRI)、すなわち高強度エクササイズと低強度エクササイズの合間の時間になる)

2018.02.12 | Category: トレーニング

コンプレックストレーニングの即時的効果

コンプレックストレーニングと爆発的動作

CTの実施と、それが後に続く様々な爆発的動作の発揮パワーを増大させる能力について、複数の即時的な研究が行われています。

 

研究に用いられた爆発的動作は、CMJ、デプスジャンプ、メディスンボールパワードロップ、スミスマシンを用いた爆発的なベンチプレススロー、バスケットボールのプッシュパス、アイスホッケーのスプリント、および陸上スプリントなどになります。

 

CTが有効であることを示した研究もある一方、CTがCT以外の手法に比べて大きなパワーを引き出すという結果を示さなかった研究もあります。

 

ただし、注目すべき点として、CTによるパワーの有意な増大を認めなかった研究も、そのほとんどはCTがマイナスの効果を生じなかったと報告していることになります。

 

したがってCTは、筋力とパワーを同一セッション内で強化し、ワークアウト効率を高める手段として実行可能であると考えられます。

 

コンプレックストレーニングのペアに用いた筋力エクササイズ(経験の浅い選手向けにはトレーニングセッションを修正し、適切なテクニックが確実に遂行できるようにすることも大切になる)

(さらに…)

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